世界の大麻解放状況のまとめ 2010-2011


2010年

アメリ
・ワシントンDCで医療大麻が解禁「ガン患者などに対して医師がマリファナを推奨する事」を全会一致で議会承認(2010.5.5)
http://www.nytimes.com/2010/05/05/us/05marijuana.html
医師が大麻を「推奨」できることに


シュワちゃん大麻の非犯罪化を実現@カリフォルニア州(2010.10.1)
http://togetter.com/li/55724
マリファナ温情法案にシュワちゃんがサイン
28グラムまでの大麻の所持は駐禁違反並みの罰則に。2011年1月1日より施行。


・嗜好品としての大麻合法化の住民投票(Prop 19)@カリフォルニア州(2010.11.2)
http://d.hatena.ne.jp/world420/20101215/1292343548
別名「大麻に課税して管理してうまく回そう運動2010」
賛成47対反対53で惜しくも通過ならず

ドイツ
・ベルリンで15グラムまでの大麻所持が可能に(2010.5.18)
http://www.spiegel.de/international/germany/0,1518,695215,00.html
http://d.hatena.ne.jp/world420/20101114/1289707995
「これでベルリンはヨーロッパで最もマリファナ好きな街になるだろう」
※ベルリンのWeBeHigh http://htn.to/hRKvFn


・国として医療大麻承認へ(2010.8.17)
http://blog.mpp.org/medical-marijuana/germany-ready-to-approve-medical-marijuana/08172010/
「法律の調整後は、処方箋を出せるようになり、薬局でも販売できるようになる。マリファナは末期患者の痛み止め用として、緊急時の鎮痛剤として合法化されるだろう」 と政府代表者は語った

チェコ
・5株までの大麻の栽培が解禁
http://d.hatena.ne.jp/world420/20101114/1289708115
「個人が大麻の栽培を5株まで、もしくは20本までのタバコ状のマリファナの所持が認められる」という欧州で最もドラッグにリベラルな法律が通過した。

ロシア
・医療目的使用を解禁(2011年12月)
http://j.mp/MvXvSy

2011年

アメリ
・カリフォルニア大麻非犯罪化法案施行(2011.1.1)
28グラムまでの大麻の所持は駐禁違反並みの罰則に
http://togetter.com/li/55724


・国立がん研究所マリファナの抗癌作用を認める(2011.3.31)
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=8530
「ここ数十年でマリファナの薬効成分には乳癌・皮膚癌・肺癌など、様々なガンに対する抗癌作用があることが立証されている。」
http://togetter.com/li/125064
「がんの治療と医療大麻


デラウェア州医療大麻が合法化(2011.5.13)
http://www.tokeofthetown.com/2011/05/delaware_governor_signs_medical_marijuana_law.php
これでアメリカでは16州が解禁。6オンス(170g)までのマリファナの所持が可能になり、医者からの処方箋が出されることに。新法律が施行されるのは7月1日から。

イタリア
最高裁、市民が自宅のバルコニーやテラスで大麻を育てるのを認可 (2011年7月)
http://j.mp/MvXvSy

イスラエル
・国が大麻の医療効果を正式に認める(2011夏)
http://j.mp/MfcQVx
イスラエル健康省が国策として大麻の生産供給を効率的に管理するプログラムを発表。現在は6千人の国民がライセンスを得ているが、このプログラムが施行された後は、4万人の患者が医療用マリファナを使用することになるという。 既にイスラエル人のガン患者の6割以上がマリファナの使用を許可されている

医療大麻が合法化された16州の年表

16 Legal Medical Marijuana States and DC
医療大麻が合法化されたDCと16州の一覧。ページ内の表は左から州名、合法化された年、投票結果、IDカードの料金、何グラム(オンス)所持して良いか、他の州のIDカードを受け付けるか否か。

※2011年にデラウェア州が解禁され、16州+DCになりました。


1 oz(オンス)=約28g(28.35g)
※usable=吸える状態の大麻, plants=栽培可能株数, mature=成熟した株, immature=未成熟の株

他州IDの受付 マリファナの所持許可量
1996 カリフォルニア No 8 oz usable; 18 plants (6 mature, 12 immature)
1998 アラスカ 不明 1 oz usable; 6 plants (3 mature, 3 immature)
1998 オレゴン No 24 oz usable; 24 plants (6 mature, 18 immature)
1998 ワシントン No 24 oz usable; 15 plants
1999 メイン Yes 2.5 oz usable; 6 plants
2000 コロラド No 2 oz usable; 6 plants (3 mature, 3 immature)
2000 ネバダ No 1 oz usable; 7 plants (3 mature, 4 immature)
2000 ハワイ No 3 oz usable; 7 plants (3 mature, 4 immature)
2004 モンタナ Yes 1 oz usable; 6 plants
2004 バーモント No 2 oz usable; 9 plants (2 mature, 7 immature)
2006 ロードアイランド Yes 2.5 oz usable; 12 plants
2007 ニューメキシコ No 6 oz usable; 16 plants (4 mature, 12 immature)
2008 ミシガン Yes 2.5 oz usable; 12 plants
2010 ニュージャージー 不明 2 oz usable
2010 ワシントンDC 不明 2 oz dried; limits on other forms to be determined
2010 アリゾナ Yes 2.5 oz usable; 0-12 plants
2011 デラウェア Yes 6 oz usable

オレゴン州ワシントン州では24オンス(約680g)大麻所持が認められている


アメリカ合衆国におけるマリファナの法改正マップ 2010年11月版(NORMLより)
大きいサイズの地図はここをクリック


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