アリゾナ州が医療大麻を合法化

米アリゾナ州、医療大麻を合法に−米で15番目

アリゾナ州有権者住民投票で、州内での医療大麻の使用を合法化する条例案203号を認めた。

先日の住民投票で、アリゾナ州大麻が合法になりました。賛成が50.13%とぎりぎりの勝利だった模様。アリゾナはカリフォルニアの横で西海岸に近く、メキシコとの国境がある州ですから、これまでもアリゾナ州ではマリファナは恐らく日常的なものだったでしょう。しかしこれで、晴れて医療用途に大麻が合法的に使える様になって良かったと思います。

15 Legal Medical Marijuana States and DC
ここにはアメリカの医療大麻が既に合法化されたDCと15州の一覧が書かれています。ページ内の表は左から州名、合法化された年、投票結果、IDカードの料金、何グラム(オンス)所持して良いか、他の州のIDカードを受け付けるか否かです。

この表によると今回の合法化でアリゾナでは2.5オンス(約70グラム)までのマリファナ所持が認められ、最大12株までの大麻の栽培が可能。但し、

If the patient lives more than 25 miles from the nearest dispensary, the patient or caregiver may cultivate up to 12 marijuana plants in an enclosed, locked facility.

患者が最寄の薬局から25マイル以上離れている場合に限る。そして栽培の際は周りを囲って鍵をかける様に、との事です。


*関連ページ
ワシントンD.C.でも今年2010年に医療大麻が解禁
米国で医療大麻が合法化された州の年表 2010年11月版

ワシントンDCで医療大麻が合法化

Washington, D.C., Approves Medical Use of Marijuana

実はワシントンD.C.でも今年2010年に医療大麻が解禁されました。いつも通り日本のマスメディアは一切無視無関心でスルーした為、ご存じない方が多いと思います。

15 Legal Medical Marijuana States and DC
ここにはアメリカの医療大麻が既に合法化されたDCと15州の一覧が書かれています。ページ内の表は左から州名、合法化された年、投票結果、IDカードの料金、何グラム(オンス)所持して良いか、他の州のIDカードを受け付けるか否かです。

DC(Washington, D.C.)アメリカ合衆国の首都ですが、ある意味州の一つの様なものなので、実質的には16の州が合法化されたと考えても良いでしょう。


*関連ページ
米国で医療大麻が合法化された州の年表 2010年11月版
アメリカ合衆国におけるマリファナの法改正マップ 2010年11月版(NORML)もあります
ベルリンでは15グラムまでの大麻の所持が可能に